ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年2月1日_記事番号:T00075338
ステンレス大手の唐栄鉄工廠は31日、主力の202系、304系の熱延、冷延ステンレス製品の2月分の台湾域内向けオファー価格を、1トン当たり2,500~3,000台湾元(約9,400~1万1,200円)引き上げた。輸出向けは100米ドル以上引き上げた。いずれも、同業の燁聯鋼鉄(YUSCO)の値上げ幅を下回った。1日付工商時報が報じた。
唐栄鉄工廠の陳明漢董事長は、原料のニッケルの国際価格が前月から大きく上昇したが、台湾元高で輸出コストが上昇している川下メーカーへの影響を和らげるため、まず一部コスト上昇を反映したと説明した。市場の需給をみて、できれば3月分で再値上げしたいと述べた。
なお、唐栄鉄工廠は春節ボーナス(年終奨金)を平均1.5~2カ月分支給することを決めた。
この他、同業の燁興企業(YHエンタープライズ)は2月域内向け価格を1トン当たり500元引き上げた。鋼管大手の美亜鋼管廠(メイヤー・スチール・パイプ)は、黒管と亜鉛めっき鋼管の価格を600~900元、平均3%引き上げた。
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