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高雄タロコパーク、18年売上高10%増へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月1日_記事番号:T00075342

高雄タロコパーク、18年売上高10%増へ

 新光三越百貨が昨年末に経営を引き継いだ高雄市前鎮区の複合商業施設、大魯閣草衙道(タロコパーク)の楊宗栄総経理は、今年は娯楽・レジャーを強化する方針で、高雄市政府経済発展局と提携して4~5月にVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)研究開発(R&D)センターをオープンすると明らかにした。また、観光客に人気の香水などのフレグランスブランド、電子製品を扱うフナック(fnac)などもオープンする計画で、今年の売上高は33億台湾元(約120億円)と前年比10%以上増加し、同市の大型複合商業施設、義大世界(E-DAワールド)を上回ると予想した。1日付工商時報が報じた。

 統計によると、タロコパークには昨年300台の観光バスが乗り入れ、うち75%が台湾人、25%が外国人観光客だった。▽鈴鹿サーキット国際レーシングコースをイメージしたレンタルカートコース▽バッティングセンター▽バスケットコート▽フィットネスクラブ──などの娯楽・レジャー施設の入場者は延べ1,200万人、うちバッティングセンターは延べ20万人だった。

 楊総経理は、タロコパークの会員カード登録数は15万枚だが、利用率は40%にすぎないと指摘。利用率を高めるため、今後は新光三越の高雄三多店、高雄左営店と連携した販促を行うと表明した。