ニュース 政治 作成日:2018年2月1日_記事番号:T00075350
柯文哲台北市長は31日、ブリュッセルの欧州議会で英語で15分間にわたり、「台北の価値」をキーワードに演説した。中央社電が伝えた。
柯市長の演説に、欧州議会議員30人を含む来賓約100人が聞き入った(1日=中央社)
柯市長はまず「台北市民は長年の政党対立や政治闘争に嫌気が差し、変化、そして私利を図らないことを渇望していた。彼らは絶望していたからこそ私を選んだ」などと述べた。
柯市長はまた、台北には他の華人社会とはかなり異なるとし、活発な市民社会、非政府組織(NGO)・非営利団体(NPO)活動、言論の自由、同性婚容認などを例に挙げ、「西洋社会の進んだ価値観を華人社会にも取り入れていることこそ『台北の価値』だと思う」と指摘した。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は同日の記者会見で、蔡英文総統が掲げる「台湾の価値」についてどう思うかと問われたのに対し、「蔡英文の『台湾の価値』は、柯文哲でさえ訳が分からないようだ」などと皮肉った。
それを聞いた柯市長は「中国が台湾問題を処理する第一歩は内部対立を生み出すことだ。これは彼らの一貫した戦略であり、彼らの発言は意外ではない」と述べた。
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