ニュース 電子 作成日:2018年2月2日_記事番号:T00075356
世界有数の仮想通貨採掘(マイニング)企業である中国の北京比特大陸科技(ビットメイン)が台湾に拠点を開設し、IC設計関連人材を高待遇で引き抜いている。特定用途向けIC(ASIC)や人工知能(AI)に詳しい人材がターゲットだ。2日付経済日報が伝えた。
ビットメインは2013年に設立され、仮想通貨ブームに乗って急成長。マイニング市場では80~90%のシェアを占め、これまでに台湾積体電路製造(TSMC)の大口顧客にも浮上した。
ビットメインの台湾法人は新竹科学工業園区(竹科)に近い場所にある「芯道互聯」とされるが、詳細は不明だ。ただ、聯発科技(メディアテック)、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)などから優秀な人材をスカウトしているとされる。
業界関係者によると、ビットメインの待遇は台湾のIC設計企業よりも高く、マイニング業界の将来性も相まって、既に転職者が相次いでいるという。
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