ニュース 電子 作成日:2018年2月2日_記事番号:T00075357
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は1日、FOCoS(Fan-out chip on substrate)マルチダイパッケージの設計および検証の課題に対処するため、電子設計自動化(EDA)ツール大手、米ケイデンス・デザイン・システムズとの協業により、システム・イン・パッケージ(SiP)EDAソリューションを提供すると発表した。これにより人工知能(AI)、自動運転車、モノのインターネット(IoT)分野での商機獲得を目指す方針だ。2日付経済日報が報じた。
またASEの呉田玉営運長(COO)は同日開催した業績説明会で矽品精密工業(SPIL)との経営統合計画について、今月12日に双方で臨時株主総会を開催して株式交換に関する決議を行い、4月17日に両社株式の取り引きを停止、新設した持ち株会社株式を4月30日に上場するとの見通しを示した。
なお同社の昨年第4四半期の連結売上高は前期比14%増、前年同期比9%増の839億8,600万台湾元(約3,150億円)で四半期別の過去最高を更新。純利益は前期比1.4%減、前年同期比2.1%減の62億4,600万元だった。呉営運長は今年の見通しについて、顧客からの引き合いが力強く、第1四半期の業績は前年同期を上回り、さらに四半期ごとに成長が見込めると語った。
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