ニュース 電子 作成日:2018年2月2日_記事番号:T00075360
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が1日発表した2017年純利益は24億400万台湾元(約90億円)で黒字転換した。前年は14億6,700万元の赤字だった。アップルのスマートフォン「iPhone」向け受注が貢献したようだ。2日付工商時報などが報じた。
TPKの17年連結売上高は前年比20.2%増の1,072億800万元だった。粗利益率は、前年比3.3ポイント上昇の7%だった。出荷枚数は1億7,000万枚で、前年比42%増加した。
17年第4四半期連結売上高は、前期比7.7%増、前年同期比33%増の328億7,300万元で、同社の従来予測を上回った。粗利益率は、前期比1.9ポイント下落、前年同期比1.2ポイント上昇の6.7%だった。純利益は前期比32.1%減、前年同期比100%増の5億9,100万元だった。
TPKは、今年の設備投資に前年比62%増の75億元を投じると表明した。TPKの劉詩亮財務長は、下半期に顧客の新機種発売を控えており、新機種は技術の難度が高く高単価のため、18年売上高は前年を上回ると見通しを示した。
TPKは、アップルが下半期に発売予定とみられている6.1インチの次期iPhone液晶パネル搭載モデルでアウトセル方式タッチパネルの貼り合わせを、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)と共に受注するとみられている。
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