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オーロラの3D医療合弁、路竹工場が稼働


ニュース 医薬 作成日:2018年2月2日_記事番号:T00075371

オーロラの3D医療合弁、路竹工場が稼働

 事務機器販売大手、震旦集団(オーロラグループ)と中国医薬大学(台中市)とその傘下医療機関との合弁会社で3Dプリンターによる医療事業を手掛ける「長陽生医国際」は、南部科学工業園区(南科)路竹工場(高雄市)が完成し、今月から手術従事者用のサポーター、シリコン製の頭蓋骨・膝関節インプラントなどの生産を開始した。歯列矯正用の透明マウスピースを生産する工場は上半期の完成、GMP(適正製造規範)認証取得、下半期の稼働を予定している。2日付自由時報が報じた。

 市場調査会社、アライド・マーケット・リサーチによると、アジア太平洋地域のテーラーメード型の医療向け3Dプリンター市場の規模は210億台湾元(約790億円)以上で、うち台湾は約11億元。台湾では年間に約20万人が歯列矯正を受けている。

 長陽生医国際は2016年設立。3年以内に台湾の売上高を3億元、アジア太平洋地域で10億元に拡大する目標を掲げている。