ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年2月5日_記事番号:T00075389
1月のバイク新車登録台数は6万8,736台で、前年同月比27.81%増加した。今年1月から政府による2ストロークエンジン(2スト)バイクの買い替え補助金額が3分の2に縮小したことで、昨年末に駆け込み需要が広がり、納車が1月にずれ込んだことが要因だ。1月の新車登録台数のうち、昨年販売分は1万1,000台とみられる。2日付工商時報が報じた。
首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)の新車登録台数は前年同月比46.48%増の2万9,233台。うち昨年販売分は5,000台以上だ。第6期排ガス基準が2月から導入され、平均販売価格が1,000~1,500台湾元(約3,750~5,600円)値上がりすることから、駆け込み需要が広がったことに恩恵を受けた。市場シェアは42.5%だった。
その他ブランド別登録台数は▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、1万6,226台(前年同月比0.02%増、シェア23.6%)▽三陽工業(SYM)、1万3,641台(29.8%増、シェア19.8%)▽睿能創意(Gogoro台湾)、3,551台(374.73%増、シェア5.2%)▽「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)、2,871台(15.03%減、シェア4.2%)──となった。
Gogoro台湾は前年同月比では大幅な伸びを記録したものの、昨年7月に低価格モデル「Gogoro2」の納車を開始して以来、初めて4,000台を割り込んだ。政府の電動バイクに対する新たな補助金制度の公表が遅れており、消費者が模様眺めをしている影響だ。
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