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中国の対台貿易港、福建省に4カ所開放


ニュース 運輸 作成日:2008年5月20日_記事番号:T00007539

中国の対台貿易港、福建省に4カ所開放

 
 中国新聞社が19日報じたところによると、中国海関総署と商務部関連部局は、福建省の霞浦県三沙、東山県銅陵、晋江市深滬、アモイ大嶝の4カ所を対台湾小額貿易用の港として開放することを決めた。

 福建省では昨年10月から、福州市馬尾および泉州南安市石井が対台湾小額貿易港として試験的に開放されている。

 また馬尾では、1億7,000万人民元(約25億円)を投じて中盈8号埠頭(ふとう)が建設され、先週、中台間の直航貨物専用埠頭として供用を開始した。今後対台貿易用に活用が見込まれる。

 新華社の報道によると、中台貿易に参入する企業は審査を受けた後、工商行政管理部門に登録を申し込み、現地の通関など関連部門で手続きを行った後、福建、浙江、広東省および該当する市の商務主管部門が認可を発給する。

 さらに開放政策に合わせ中台湾貿易に参入する台湾船舶のトン数や取引額、輸出入品目の制限も緩和される見込みだ。