ニュース 医薬 作成日:2018年2月5日_記事番号:T00075396
バイオ新薬メーカー、源一生物科技(Humorigin)の陳立人董事長はこのほど、ドイツ、ケルン大学分子医学センター(CMMC)のハインリヒ・アブケン教授の実験室とがん治療に用いられるキメラ抗原受容体発現T細胞療法(CAR-T)を共同開発し、新たに開発された製品の販売やライセンス再授権の権利を源一生技が一括して保有する内容の提携協定を結んだと発表した。5日付経済日報が報じた。
陳董事長によると、アブケン教授は免疫細胞治療の分野で約30年の研究実績を有し、10人余りの研究者から成るチームが既に多種のCAR-Tを開発。血液がんや悪性リンパ腫、一般のがんを対象に安全性や有効性に関する改良を進めている。
源一生技は今後、悪性リンパ腫、胃や腸のがんを対象に、ケルン大学で訓練を受けた同社の研究チームが新たなCAR-Tを開発する方針で、今年中に中台で人体臨床実験の申請を行う計画だ。開発された製品や技術に関する権利は同社が保有し、将来発生する売上高の一定比率をケルン大側に支払うという。
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