ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月5日_記事番号:T00075402
日系を装った投資会社「百尺竿頭数位娯楽」によるオンラインゲーム開発大手、楽陞科技(XPECエンターテインメント)に対する株式公開買い付け(TOB)が不履行となった過程でインサイダー取引を行い、巨額の不当利得を上げたとして起訴されたXPEC元董事長の許金龍被告に対し、台北地方法院は2日、懲役18年、罰金1億台湾元(約3億7,500万円)の判決を下すとともに、一連の犯罪による不当所得7億3,720万元の没収を命じた。3日付工商時報が伝えた。
過去にも巨額詐欺事件を起こしている楊瑞仁被告は株価操作の罪で懲役2年(執行猶予5年)の判決が下された。
主犯格の許被告は終始起訴事実を否認し、判決公判に出廷しなかったが、弁護側は量刑が重過ぎるとして、上訴する考えを示した。
判決は「多くの投資家の権益を無視し、TOBを不履行に至らせた。犯行後も不合理な言い訳をして、反省が見られない」などと指摘した。
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