ニュース 運輸 作成日:2018年2月5日_記事番号:T00075403
台湾鉄路(台鉄)の2017年純損失は15億3,875万台湾元(約58億円)で、前年から5億2,400万元拡大した。交通部台湾鉄路管理局(台鉄局)の鹿潔身局長は、労使交渉による待遇改善などで、人件費が約3億元増加したことなどを理由に挙げた。4日付自由時報が報じた。
鹿局長は赤字拡大について、人件費増加の他、振り子式電車「普悠瑪(プユマ)号」2編成分の減価償却開始、地価税(土地固定資産税)増額を理由に挙げた。
昨年の乗客数は延べ2億3,280万人で、前年比244万人増加した。運賃収入は前年比57万元増で、乗客1人当たりわずか0.23元の増加だった。鹿局長は、電子マネーでの乗車は1割引きになることから、乗客数は増加しても運賃収入はそれほど増えていないと指摘した。
一方、台鉄弁当の売上高は2年連続で7億元を超えた他、ハローキティとのコラボなどで台鉄グッズ類の昨年売上高は前年比41.5%増加した。台鉄餐旅服務総所の黄士弦総経理は、6月の鉄路節(鉄道記念日)や11月の鉄路便当節(鉄道弁当記念日)に新商品発売を予定しており、好調を維持したいと語った。
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