ニュース 電子 作成日:2018年2月6日_記事番号:T00075410
米アップルが新機種に搭載するベースバンドプロセッサーをクアルコム製からインテル製に全面変更するとの観測が出ており、台湾積体電路製造(TSMC)など台湾サプライチェーンに影響が予想される。6日付経済日報が伝えた。
特にTSMC、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)は受注減少が見込まれる。一方で、京元電子(KYEC)はインテルからのテスティング(検査)受注を増やす好機となりそうだ。
アップルはこれまでベースバンドプロセッサーをクアルコム製7割、インテル製3割の比率で調達していた。クアルコム製のベースバンドプロセッサーはTSMCが受託生産しており、インテルへのくら替えはTSMCを直撃することになる。
一方、クアルコム製のベースバンドプロセッサーに組み合わせて採用されている電力増幅器(パワーアンプ)もアバゴ製からコーボ(Qorvo)製に切り替えられる可能性がある。このため、アバゴから受注しているウィンにも影響が及ぶ可能性がある。
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