ニュース 電子 作成日:2018年2月6日_記事番号:T00075411
市場観測によると、アップルは下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」新機種3種のベースバンドプロセッサーに全てインテルの製品を採用する。業界関係者は、新型iPhoneの出荷台数は年間2億台に上ると予測。ベースバンドプロセッサーはこれまでインテルが3割、クアルコムが7割供給してきたと指摘した。観測が事実となれば、インテルの出荷量は倍増するため、インテルにメモリーソリューションを提供する華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、半導体テスティング(検査)を受託する京元電子(KYEC)などが恩恵を受ける見通しだ。6日付工商時報が報じた。
証券会社によると、アップルは下半期に発売する新型iPhoneのデータ転送速度を引き上げる計画で、インテルのベースバンドプロセッサーは技術的にアップルの要求を満たしているほか、価格面でもクアルコムより有利とされる。また、アップルはクアルコムとの特許訴訟が続いており、インテルにベースバンドプロセッサーを全数発注することでクアルコムから譲歩を引き出したい考えとみられる。
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