ニュース 運輸 作成日:2018年2月6日_記事番号:T00075422
高雄市の鼓山と旗津島を結ぶ航路に5日、電動の新造船「旗福1号」が就役した。同市によれば、渡しフェリーに新造の電動船が就役するのはアジアで初めてだ。中央社電が5日伝えた。
電動船「旗福1号」。高雄市のマスコットキャラクター「高雄熊(ヒーロー)」のデザインが特徴だ(高雄市リリースより)
旗福1号は全長25.2メートル、乗客150人とバイク46台を搭載可能だ。最高速度は9ノット、平均巡航速度は6ノット。バッテリー80個を備え、連続4時間の運航が可能。ディーゼル船に比べ、運航時の騒音は大きく低減した。
陳菊高雄市長は、電動船の採用で、ディーゼル燃料の使用を年間約6万5,000リットル、二酸化炭素などの排出量を17万リットル削減できると述べた。
行政院環境保護署(環保署)の李応元署長は、中央政府は大気汚染対策を重視しており、電動船と陸上の急速充電ステーションの設置に1億台湾元(約3億7,000万円)を補助したと述べた。
同航路には昨年、電動に改造された「快楽輪」が就役。年内に新造電動船もう1隻の就役が予定されている。他にディーゼル船10隻を抱えている。高雄市政府交通局の陳勁甫局長は、耐用年数の経過後、電動船に切り替えていきたいと述べた。
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