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燿華の太陽電池、5月中に試験生産


ニュース その他製造 作成日:2008年5月20日_記事番号:T00007543

燿華の太陽電池、5月中に試験生産

 
 太陽電池市場への参入を図る、プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)は、1本目の生産ラインの設置と試験生産を5月中に前倒しし、第3四半期には量産に入るとみられる。同社の太陽電池は、今年8億~10億台湾元(約27億~34億円)の売上高を上げる予測だ。

 9億4,500万元を初期投資し、昨年9月に着工した燿華の宜蘭県利沢園区の太陽電池工場は、初期の生産能力は30メガワット(MW)を計画している。

 燿華によると、第1期工事が完成すれば工場には生産ライン3本、生産能力合計90MW分を収納できる。第1本目の設置後速やかに残り2本のラインを購入する。3期に渡る全工事が完成すれば、生産能力は年産300MWに達する予定だ。

 燿華の生産設備購入と技術移転は、共に独セントロサーム社から受けている。材料となるシリコンウエハーは多くのメーカーと1~3年の供給契約を結び、製品の販売も今年末までの生産分はすべて予約済みとなっている。