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ASEとクアルコム、ブラジルに封止工場設置へ


ニュース 電子 作成日:2018年2月7日_記事番号:T00075433

ASEとクアルコム、ブラジルに封止工場設置へ

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は6日、クアルコムと共同でブラジルのサンパウロにパッケージング工場を設置すると発表した。クアルコムのチップセットに対応した、スマートフォン、モノのインターネット(IoT)デバイス用の高周波(RF)、デジタル部品などのモジュールのシステム・イン・パッケージ(SiP)を手掛ける。投資額は7,050万米ドル。順調にいけば2020年に稼働する見通しだ。7日付経済日報が報じた。

 ASE傘下の環旭電子(ユニバーサル・サイエンティフィック・インダストリアル上海)の完全子会社、環海電子(ユニバーサル・グローバル・エレクトロニクス)とクアルコムの完全子会社、クアルコム・テクノロジーズがブラジルに合弁会社を設立する。

 環旭電子は、新工場の製品はOEM(相手先ブランドによる生産)、IoTデバイスメーカーの開発時間を短縮し、コストを削減できると説明した。

 ASEとクアルコムは昨年3月、ブラジルの開発商工省、科学技術通信省(MCTIC)、サンパウロ政府と提携覚書を締結していた。