ニュース 金融 作成日:2018年2月7日_記事番号:T00075435
金融持ち株会社の玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング)は6日、フィンテックの強化に向け、科技長(最高科学技術責任者)のポストを新設し、中央研究院の陳昇瑋研究院教授を迎える人事を明らかにした。7日付経済日報が伝えた。陳教授(右3)は台湾の金融持ち株会社で初の科技長に就任する(6日=中央社)
陳氏は今後、1,000人以上を擁する同社のフィンテック担当チームを率いるとともに、人工知能(AI)、ブロックチェーン技術の導入検討やレギュラトリー・サンドボックスの推進に取り組む。
レギュラトリー・サンドボックスは、金融監督当局がフィンテックによる革新的な金融サービスに実験の場を提供するもので、「金融科技発展創新実験条例」に基づき、4月から制度がスタートする。
陳氏は台湾人工智慧学校(台湾AIアカデミー)の執行長を務めるAI専門家で、これまでも技術面で玉山金控と提携してきた。
一方、玉山金控の2017年純利益は前期比12.2%増の147億4,000万台湾元(約550億円)となり、6年連続で過去最高益を達成した。
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