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テレビ18年出荷台数、パネル価格下落で回復か


ニュース 家電 作成日:2018年2月7日_記事番号:T00075447

テレビ18年出荷台数、パネル価格下落で回復か

 市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーは、液晶パネル価格の低下や需要回復などにより、全世界のテレビ出荷台数が今年は回復に転じ、前年比3.9%増の2億1,800万台になると予想した。7日付蘋果日報が伝えた。

 全世界のテレビ出荷台数は昨年、前年比4.1%減の2億1,100万台となり、2014年以来の最低水準に落ち込んでいた。背景にはパネル価格の上昇があった。

 ウィッツビューの楊晴翔研究副理は、テレビ市場の低迷について、「テレビ産業が成長のボトルネックに入ったことを示している」と指摘した上で、今年の業界動向について、「成長戦略が大画面、高解像度、有機EL(OLED)などハイエンドの商品に集中する。規格のアップグレードで販売量を伸ばし、収益回復を目指す狙いだ」と指摘した。

 また、サムスン、LG、ソニーなどのブランドが大画面テレビの割合を高めることで、市場に占める65インチ以上の製品の割合は昨年の5.5%から今年は7%への上昇が見込まれるとした。