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《18年花蓮地震》ホテル、予約キャンセル相次ぐ


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月8日_記事番号:T00075463

《18年花蓮地震》ホテル、予約キャンセル相次ぐ

 花蓮地震を受けて、花蓮県内のホテルでは7日から予約キャンセル、宿泊日変更の電話が相次いでいる。花蓮県のホテルの2月の客室稼働率は冬のハイシーズン、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休で70~80%に達すると予想されていたが、今回の地震の影響で10~20ポイント下落する見通しだ。8日付工商時報が報じた。

 寿豊郷にある花蓮理想大地渡仮飯店(プロミスドランド・リゾート&ラグーン)は春節連休期間の予約率が80%以上に達し、2月の客室稼働率は65~70%に上る見通しだったが、地震の影響で58%にまで下がる恐れがある。また、天祥地区のホテル、太魯閣晶英酒店(シルクスプレイス・タロコ)は7~13日の予約率が従来の74%から20ポイント下落し、2月の客室稼働率は従来予想の65%から20ポイント下落する見通しだ。

 中華民国消費者文教基金会(消基会)関係者は、地震は不可抗力の天災で、被災地近くのホテルでは余震の恐れがあるため、キャンセルする場合は全額返金を要求できると指摘した。

 旅行大手、雄獅旅行社(ライオントラベル)は、8~11日に予定していた花蓮県への旅行のキャンセル希望者には全額返金し、行き先を台湾の他の場所に変更する場合は料金を5%引きにすると表明した。易遊網(ezトラベル)も、花蓮県のホテル予約、域内航空便のキャンセル希望者には11日出発分まで全額を返金すると表明した。