ニュース 電子 作成日:2018年2月8日_記事番号:T00075467
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が7日発表した2017年の純利益は前年比313.9%増の323億6,000万台湾元(約1,200億円)で、過去10年で最高となった。8日付工商時報などが報じた。
17年連結売上高は前年比3.6%増の3,410億2,800万元だった。大型パネル出荷枚数は1.2%増の1億1,200万枚、中小型パネルは9.7%増の1億6,900万枚だった。
17年第4四半期の連結売上高は前期比7.7%減、前年同期比12.2%減の806億6,000万元だった。純利益は前期比52.6%減、前年同期比53.2%減の41億9,500万元ながら、市場予測を上回った。大型パネル出荷枚数は2,865万枚(前期比1.5%減、前年同期比1.2%増)、中小型パネルは4,696万枚(前期比0.3%増、前年同期比31.4%増)だった。設備利用率は95%以上だった。
今年第1四半期についてAUOは、大型パネル出荷枚数は前期比4~6%減、平均出荷単価は1~3%下落、中小型パネル出荷枚数は5~9%減、平均出荷単価は7~9%下落を見込む。
彭双浪(ポール・ポン)董事長は、今年は中国パネルメーカーの増産に直面するものの、65~85インチの8Kテレビや、画面アスペクト比18:9のインフィニティ(狭額縁設計)ディスプレイ携帯電話などに注力すると述べた。携帯電話向けパネル出荷は面積ベースで20%以上拡大する見込みだ。また、公共情報表示用ディスプレイ(PID)、産業用コンピューター(IPC)向け商機も狙う。今年の設備投資は前年比2.5%増の450億元を投じる計画だ。
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