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《18年花蓮地震》前震94回、さらに大きな地震発生も【表】


ニュース 社会 作成日:2018年2月8日_記事番号:T00075484

《18年花蓮地震》前震94回、さらに大きな地震発生も【表】

 6日午後11時50分に発生した花蓮県近海を震源地とするマグニチュード(M)6.0の地震について中央気象局は、今後1カ月以内に震度3~5の余震が発生すると予測している。また気象局地震測報中心の陳国昌代理主任は、今回の地震に先立ち、4日のM5.8の地震を含め94回もの前震が起きており、エネルギーは完全に解放されておらず、同地域でさらに大きな地震が起きる可能性も排除できないとの見方を示した。8日付蘋果日報などが報じた。

/date/2018/02/08/19Yoshin_2.jpg花蓮県では、6日の地震以降206回の地震を観測。うち体感できたものは29回に上った(7日=中央社)

 ただ台湾東部地震研究中心の張文彦主任は、花蓮周辺では1951年に震度7以上の地震が3回連続するというケースが発生しているが、今回のM5.8とM6.0の地震は2日間の間隔が開いており、今後さらに大きな地震が発生する可能性は低いと予測している。

/date/2018/02/08/03quake_2.jpg

 なお今回の地震により、花蓮市で震度7、南投県で震度5を記録したと伝えられているが、台湾の震度は日本独自の「気象庁震度階級」(震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7までの10段階)とは異なり、日本統治時代に採用されていた▽震度0、無感▽震度1、微震▽震度2、軽震▽震度3、弱震▽震度4、中震▽震度5、強震▽震度6、強烈震──の6段階に「劇震」を意味する震度7(400gal以上)を加えたものが用いられている。