ニュース 機械 作成日:2018年2月9日_記事番号:T00075500
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が8日発表した1月の機械設備輸出額は、前年同月比18.5%増の22億1,000万米ドルで、単月としての過去最高を記録した。中国向けの自動化設備など需要の高まりが貢献した。9日付工商時報などが報じた。
輸出先別では、▽中国、50%増▽韓国、31%増▽ベトナム、29%増▽日本、20%増▽米国、10%増──だった。
うち工作機械の1月輸出額は2億9,900万米ドルで、前年同月比22.9%増加した。中でも中国向けが68%増加した。
一方、台湾元ベースの機械設備の1月輸出額は655億台湾元(約2,430億円)で、前年同月比10.3%の増加にとどまった。
TAMIの王正青秘書長は、台湾元高で競争力が削がれないよう、中央銀行の楊金龍次期総裁を訪問して、コミュニケーションを図ると述べた。通年の機械設備生産額については、前年に続き1兆元を超えると見通しを示した。
TAMIの柯抜希理事長は、今年第3四半期まで受注見通しが立っており、通年の機械設備輸出額は前年比5~10%増加すると予測を示した。また、出荷を急ぐため、多くのメーカーが春節(旧正月、2018年は2月16日)連休も操業すると述べた。
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