ニュース 金融 作成日:2018年2月9日_記事番号:T00075502
金融監督管理委員会(金管会)が8日発表した統計によると、昨年末の銀行の支店数は前年比13店減の3,417店と、3年連続減少し、過去5年で最低となった。金融のデジタル化が進んでいるためだ。9日付蘋果日報などが報じた。
昨年の支店閉鎖は9行27店で、外国資本の銀行が19店を占めた。最多はオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ、澳盛銀行)の10店だった。ただ、ANZの個人金融と資産運用部門を昨年12月にDBS(星展銀行)が買収し、DBSは7店を開設したため、3店の純減だった。その他の外国資本の銀行の支店閉鎖は、▽HSBC(匯豊商業銀行)、5店▽シティバンク(花旗銀行)、2店▽スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)、2店──だった。
台湾資本の銀行では、安泰商業銀行(安泰銀)が4店と最も閉鎖数が多かった。簡易型支店8店を4支店に再編したためだ。他は、▽合作金庫商業銀行(TCB)▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽永豊商業銀行(バンク・シノパック)──が各1店閉鎖した。
一方、支店の増設は14店だった。▽台湾土地銀行(LBOT)▽台北富邦商業銀行▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽凱基商業銀行(KGIバンク)▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)▽台新国際商業銀行(台新銀行)──が各1店開設した。
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