ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075514
今年の春節(旧正月、2018年は2月16日)連休中に台湾を訪れる中国人観光客は、過去5年で最も数が少なくなる見通しだ。台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る航空路「M503」をめぐる中台の対立を受け、中国の廈門航空、中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)が申請していた春節期間の臨時便176便が台湾当局によって不許可となったこと、および6日に発生した花蓮地震が要因だ。11日付聯合報が報じた。
交通部観光局が各旅行会社からの報告を基に集計した資料によると、今年の春節連休中に台湾を訪れる中国人観光客は、団体客が1日平均で約2,100人、個人旅行客が同6,000人足らずにとどまるとみられる。合計で前年比3,000人減となり、1人1日当たりの消費額を198米ドルとして計算すると、連休中の観光収入は1億台湾元(約3億7,000万円)以上減少する見込みだ。
政府関係者は、「M503」をめぐる問題を受けて、一部で台湾旅行のキャンセルや延期が発生してることは確かだと認め、さらに花蓮地震で複数の中国人旅行者が死亡したことが中国メディアで報道されたことで「台湾は危険」との認識が強まっていると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722