ニュース 電子 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075517
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した1月連結売上高は、前月比11.3%減、前年同月比4.1%増の797億4,100万台湾元(約3,000億円)で、過去6カ月で最低となった。スマートフォン向けチップの在庫調整、台湾元高が影響した。10日付工商時報が報じた。
証券会社は、TSMCの2月売上高は、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休で減少するが3月は持ち直すと予測した。仮想通貨の採掘(マイニング)など特定用途向けIC(ASIC)の需要は高く、第1四半期売上高は目標84億~85億米ドルに届くとの見方を示した。第2四半期は前期を下回るが、7ナノメートル製造プロセス製品の出荷開始で、第3四半期以降は前期を上回るとみている。
TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS、バンガード・インターナショナル・セミコンダクター)の1月連結売上高は、前月比4.2%減、前年同月比8%増の21億3,000万元だった。
一方、聯華電子(UMC)の1月連結売上高は、前月比23.5%増、前年同月比4.1%増の131億7,600万元だった。14ナノメートル製造プロセスでの量産、中国・福建省アモイ市の12インチ工場が貢献した。
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