ニュース 電子 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075518
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が9日発表した1月連結売上高は前月比9.74%減、前年同月比8%減の168億3,500万台湾元(約620億円)で、過去2年で最低だった。2月も春節(旧正月、2018年は2月16日)連休の影響で減収を見込む。10日付工商時報が報じた。
メディアテックは、同社の第1四半期の連結売上高について、前期比12~20%減の483億~532億元と過去12四半期で最低となると予測した。粗利益率は35.5~38.5%を見込む。
同社は第1四半期中に、人工知能(AI)搭載スマートフォンチップ向けプロセッサー「Helio P40(ヘリオP40)」、「Helio P70」を発表、第2四半期に量産に入る。既に中国のスマホブランドの広東欧珀移動通信(OPPO)と維沃移動通信(vivo)が採用を決めたとされ、第3四半期には売り上げに大きく貢献しそうだ。
この他、今年は▽スマートスピーカー▽NB-IoT(ナローバンドIoT)▽サーバー──向け製品の売上高も大きく成長する見通しだ。車載用チップは早ければ来年から業績に大きく貢献するとみている。
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