ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大衆電脳の王雪齢総経理、辞任


ニュース 電子 作成日:2008年5月20日_記事番号:T00007552

大衆電脳の王雪齢総経理、辞任


 大衆投資控股は19日、大衆電脳(FIC)の取締役会が王雪齢総経理の辞表を受理し、後任は簡明仁董事長が兼任すると発表した。王総経理は董事長特別補佐に就任する。取締役会はまた、7億5,000万台湾元(約25億7,000万円)の割り当て増資計画を承認した。引き受け先は明らかにされていないが、同社が新たな投資パートナーを迎え入れるのかどうか注目される。20日付経済日報が伝えた。

T000075521


 王総経理は台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者王永慶氏の二女で、1990年に夫の簡明仁氏とともに大衆電脳を設立し、デスクトップ型パソコンを中心に生産してきた。

 大衆電脳は王総経理の辞任理由を「個人的理由」と説明している。王総経理は数年前に社内集会で「専門的なマネジャーに会社業務を任せたい」と語っており、従業員も王総経理の辞任を冷静に受け止めている。総経理ポストは当面、簡明仁董事長が兼任するが、今後後任の人選を行うことも視野に入れている。