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中華電信、台塑集団から3G大型受注


ニュース 電子 作成日:2008年5月20日_記事番号:T00007553

中華電信、台塑集団から3G大型受注

 
 中華電信と宏達国際電子(HTC)はこのほど、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の系列企業幹部700~800人向けの第3世代(3G)携帯電話端末を受注した。納入するのは中華電信と宏達国際電子の共同ブランドによる機種で、両社は今後、企業からの大型受注獲得に力を入れる計画だ。20日付経済日報が伝えた。

 中華電信は企業の「モバイル化」をサービス目標に掲げ、単なる一括調達と通話料割引にとどまっていた企業向けサービスの高度化を図る。台塑集団では携帯電話端末で社内文書の決裁を行うほか、工場の操業状況を遠隔地から監視するためにも使用する。

 企業顧客向けの携帯電話市場は年間300億~400億台湾元(約1,030億~1,370億円)規模と言われる。台湾積体電路製造(TSMC)も3G携帯の発注を計画しており、携帯電話各社はしのぎを削っている。