ニュース 電子 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075531
華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は、急速な発展を見せるスマート医療・介護市場での商機獲得に向け、人工知能(AI)、ビッグデータ分析、クラウドコンピューティングにリソースを集中的に投入している。11日付工商時報が報じた。
ASUSグループでは、医療用コンピューターを手掛ける医揚科技(Onyx)がスマート型病院事業に注力している他、華碩雲端(ASUSクラウド)と彰化秀伝記念医院の合弁会社、華碩健康(ASUSライフ)もスイスの医療情報システム開発会社クリネリオンと共同で医療ビッグデータ・臨床試験サービスネットワークシステムの開発を進めており、既に8カ国、約150カ所の医療機関に採用されている。
一方、エイサーは病院の健康診断用情報管理システム向けにビッグデータ分析やクラウド、AI技術を搭載し、ワイヤレスで身体データを測定できるウエアラブル(装着型)端末や血圧計、血糖値測定器などを通じて慢性病患者の健康管理や遠隔看護を可能にする医療・介護向けプラットフォーム「aBeing Wellness」を開発。昨年、彰化基督教医院の遠隔健康相談センターと提携を結び、エイサーグループ台北地区および友達光電(AUO)の台中地区工場の従業員に健康管理サービスを提供している。
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