ニュース その他製造 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075534
花蓮地震を受けて、大理石が名産として知られる花蓮県の石材産業も打撃を受けている。10日付聯合報などが伝えた。
石材業者の被害を視察する蔡総統(中)。需要の伸びる春節(旧正月)前で、在庫を増やしていた業者も少なくなく、被害が拡大した(9日=中央社)
業界団体の台湾区石礦製品工業同業公会によると、花蓮地区には石材業者が250社集中している。
花蓮市の美崙工業区では、工場内の石材が地震で倒れて割れ、「損失は20億台湾元(約74億円)に達する。復旧には3カ月かかるのではないか」(業者)との声も聞かれる。石材工場の多くは操業を中断しており、売り物にならなくなった石材を重機で撤去する作業が進められている。
蔡英文総統は9日、美崙工業区を視察し、業者からは「割れた石材の処理、借入金の返済などは、とても企業で負担しきれない」との陳情があった。蔡総統は廃棄石材の処理に協力を約束し、関係官庁にも支援を検討するよう指示した。
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