ニュース 社会 作成日:2018年2月12日_記事番号:T00075535
6日深夜に起きた花蓮地震で傾いた雲門翠堤ビル内のホテルに宿泊中に被災し、全員が死亡した中国人観光客一家5人は、当日に急きょ宿泊先を変更して悲劇に見舞われていたことが明らかとなった。収容が見送られた遺体は、損傷しないようにじゅうたんなどが掛けられた上、位置が把握できるようにペイントされた(11日=中央社)
北京から台湾旅行に訪れていた丁文昌さん(76)と妻の何鳳華さん(75)、娘の丁守慧さん(40)、娘婿の楊捷さん(39)、孫の楊浩然くん(12)の一家5人は、4日に南部のリゾート地、墾丁を観光し、現地で一泊した後、5日正午ごろに小型バスに乗って南回りで東部へ向かった。
しかしその途中で、バスが前方を走っていたトラックに追突してしまった。幸い5人にけがはなく、別の車に乗り換えて先へ進んだ。その後、三仙台や八仙洞、北回帰線記念碑など台東県の観光地を巡りつつ、花蓮県に到着。同日夜は事前に予約してあった七星潭風景区(新城郷)内の民宿に宿泊した。
ただ、この民宿はその後に乗る予定だった台湾鉄路(台鉄)の花蓮駅から距離があり、前日に事故に遭っていたことや交通の便を考慮して、一家は急きょ6日の宿泊先を駅からほど近い花蓮市内にある雲門翠堤ビルのホテル「漂亮生活旅店(ビューティーステイ)」に変更。これが災いとなってしまった。
救助活動が進み、行方不明者の無事や死亡が次々と確認される中、丁さん一家の安否は最後まで不明のままとなっていたが、10日午前11時ごろ、捜索隊が楊浩然くんとみられる男児の遺体を発見。その後、午後4時までに丁守慧さん、楊捷さんとみられる遺体が相次いで見つかった。同日台湾入りした一家の親族によって3人に間違いないと確認されたが、正確を期すため、今後DNA鑑定が進められることになっている。
なお丁文昌さんと何鳳華さんとみられる遺体はビルの柱に挟まれる格好となっており、捜索隊の安全を考慮し、遺族の了解を得て収容を見送った。ビルの解体を待って収容する予定だ。
雲門翠堤ビルの倒壊は、専門家などから構造に問題があったとの可能性も指摘されている。これが事実とすれば、幸せな家族旅行を悲劇に変えた責任は重い。
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