ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

IC設計のQ1生産額、前期比8.9%減


ニュース 電子 作成日:2008年5月20日_記事番号:T00007554

IC設計のQ1生産額、前期比8.9%減

 
 IC設計業界の第1四半期生産総額は、前期比8.9%減、前年同期比9%増の916億台湾元(約3,137億円)だった。台湾半導体協会(TSIA)が19日、アンケート調査の統計として発表した。

 TSIAによると、液晶ディスプレイ(LCD)用ドライバICは、オフシーズンの中で大型パネルの需要がそれほど減少せず、前期並みを維持した。パソコン用チップはノート型パソコン(ノートPC)市場の拡大で好調、コンシューマ製品用チップはオフシーズンのため減少した。

 IC設計、製造、パッケージング(封止)、テスティング(検査)を合わせたIC産業全体の第1四半期生産総額は、前期比8.9%減、前年同期比で0.4%増の3,428億元だった。

 今年通年のIC産業全体の生産総額は、前年同期比4.4%増の1兆5,318億元となる見込みだ。このうちIC設計は、8.8%増の4,347億元、IC製造はDRAM価格の下落を受け、0.5%減の7,328億元となる予測だ。このほか、▽パッケージング、2,525億元(10.7%増)▽テスティング、1,118億元(9.3%増)──の予測となっている。