ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

パプアニューギニア、台湾代表部の名称変更強制


ニュース 政治 作成日:2018年2月13日_記事番号:T00075559

パプアニューギニア、台湾代表部の名称変更強制

 パプアニューギニア政府が台湾政府の出先機関である「中華民国駐パプアニューギニア商務代表団」の名称を「台北駐パプアニューギニア経済文化弁公室」に変更させ、外交官用の車両ナンバープレートの使用を差し止めていたことが分かった。台湾外交部は12日までに事実関係を認め、パプアニューギニア側に抗議したことを明らかにした。13日付自由時報が伝えた。

 パプアニューギニア政府の措置は、中国政府の圧力を受けたものとみられる。台湾が各国に設置している出先機関のうち、「中華民国」または「台湾」という名称を用いていた機関が最近、相次いで「台北」へと改称を強いられている。

 台湾外交部は「中国側は震災(花蓮地震)の悲しみの中で外交圧力を加え、国民の感情を害した」と批判。中国外務省の耿爽副報道局長は「高く評価、称賛する」とコメントした。