ニュース 電子 作成日:2018年2月14日_記事番号:T00075570
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は13日の董事会で、従業員に対する今年の現金賞与と慰労金について合計460億3,816万台湾元(約1,700億円)を支給することを承認した。1人当たり平均支給額は約107万元で、前年比0.3%の微増となる。14日付工商時報が報じた。
またTSMCはこの日、今年の資本予算を838億8,640万元とすることも承認。先進製造プロセス向け生産能力の新設、アップグレード、拡充や、ロジックプロセス生産能力の特殊プロセスへの転換などに充てる。
このほか今年の現金配当について、過去最高となる1株当たり8元とすることを決めた。支払われる配当金の総額が2,074億元を超える。
なお同社では今年6月5日に開催される株主総会後に張忠謀(モリス・チャン)董事長が引退し、劉徳音(マーク・リュウ)共同執行長が董事長に、魏哲家共同執行長が総裁に就任する「ツートップ体制」に移行する予定で、張董事長は「TSMC創業者」の肩書で呼ばれることになる。
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