ニュース 電子 作成日:2018年2月14日_記事番号:T00075572
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の予測によると、台湾半導体産業の2018年生産額は前年比5.8%増の2兆6,050億台湾元(約9兆5,000億円)の見通しだ。メモリーやMCU(マイクロコントローラー)の強い伸びが見込まれている。14日付工商時報などが報じた。
業種別では、IC製造は前年比5.9%増の1兆4,492億元で、内訳は▽ファウンドリー、1兆2,672億元(5.1%増)▽メモリーなど、1,820億元(12.3%増)──と予測した。その他は、▽IC設計、6,578億元(前年比6.6%増)▽IC封止(パッケージング)、3,480億元(4.5%増)▽IC検査(テスティング)、1,500億元(4.2%増)──と予測した。
証券会社は、今年はDRAMの成長が続くほか、IoT(モノのインターネット)関連需要の増加で、32ビットMCUの成長が見込まれると指摘した。IC設計業界では、AI(人工知能)関連需要や、来年の第5世代移動通信システム(5G)の実証実験開始が追い風となるとみている。
台湾半導体産業の17年生産額は、前年比0.5%増の2兆4,620億元だった。業種別では、IC製造は2.7%増の1兆3,680億元で、内訳は▽ファウンドリー、1兆2,060億元(5%増)▽メモリーなど、1,620億元(11.8%減)──だった。その他は、▽IC設計、6,170億元(5.5%減)▽IC封止、3,330億元(2.8%増)▽IC検査、1,440億元(2.9%増)──だった。
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