ニュース 政治 作成日:2018年2月14日_記事番号:T00075585
米デイビッドソン大学の台湾問題専門家、シェリー・リガー教授(政治学)はこのほど、中台関係に関する座談会で、「台湾人の自信が低下しており、中国の圧力に抵抗する決心を徐々に失っていくのではないか」と懸念を示した。14日付自由時報がボイス・オブ・アメリカ(VOA)を引用して伝えた。
リガー教授は「台湾人が勇気を失えば、蔡英文総統と同じ立場を維持することが難しくなり、台湾に譲歩を迫る中国の圧力を阻むことができなくなる」と指摘した。
リガー教授はまた、さまざまな経済指標が好調なのにもかかわらず、台湾人の約4割が「台湾経済は低迷している」と考えているとした上で、背後には米国の台湾政策が一貫していないことがあるとの見方を示した。
リガー教授は「米国の誤った政策や軽率さ優柔不断さが、情勢を誰も望まない方向へと推し進めてしまう」と警告した。
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