ニュース 建設 作成日:2018年2月21日_記事番号:T00075592
今年末の試運転開始を予定して建設が進む台中MRT(都市交通システム)烏日文心北屯線(緑線)で計画されている駅ビル建設について、今後、共同開発業者の入札が相次いで実施される。台中市政府は、住宅などの販売総額で約300億台湾元(約1,100億円)、周辺の不動産やショッピング施設開発で1,000億元を超える商機創出を見込む。21日付経済日報が報じた。台中MRT緑線は、台中の交通インフラを代表する存在となる見通しだ(台中市政府リリースより)
駅ビル開発が計画される駅は計7駅で、うち文心路と河南路の交差点に位置する「G8駅」では昨年7月、マンションと商業施設が入る複合ビルに着工した。
残り6駅のうち、五権西路と文心路の交差点に位置する「G11駅」については地下5階、地上25階建てのビルを建設する計画で、2月末までに入札の公告を行う。
なおG8駅の開発を手掛ける冠徳建設(キンドム・コンストラクション)は後続の案件についても主導権を獲得したいとの意向を表明しているが、太子建設開発(プリンス・ハウジング&デベロップメント)や総太地産開発といったゼネコンも興味を示しているとされる。
台中市政府は20日、台中MRT緑線建設の進ちょく状況は現在75%を超え、車両、通信、モニタリング、電力供給、車両基地設備、自動改札などの機電システムに関する整備を進めていると説明した。
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