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百貨店・SC業界、春節連休の売上高5%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月21日_記事番号:T00075595

百貨店・SC業界、春節連休の売上高5%増

 百貨店やショッピングセンター(SC)業界は、今年の春節(旧正月、2018年は2月16日)連休期間、好天に恵まれたこともあり、売上高が前年同期比で約5%増だった。21日付工商時報が報じた。/date/2018/02/21/11department_2.jpg各社が販売キャンペーンを通じて購入意欲を盛り上げた(中央社)

 うち▽台北101購物中心(台北101モール)▽微風広場(ブリーズセンター)▽遠東巨城購物中心(ビッグシティー、新竹市)▽大江国際購物中心(メトロウオーク、桃園市中壢区)──は2桁成長だった。

 台北101は、台湾人だけでなく、中国人、韓国人観光客なども訪れ、展望台の来場者数は平均25%増で、18日は40%増を記録した。

 微風広場は、春節連休中の売上高が前年同期比15%増だった。同社は、主に飲食店が貢献し、ほぼ満席が続いたと説明した。台北市復興南路にある本店のスーパーマーケット、微風超市(ブリーズスーパー)では、愛媛県八幡浜(やわたはま)の物産展がにぎわい、20%増収、来客数が例年の10%増だった。

 ビッグシティーの連休5日間の来客数は延べ27万人。客単価の上昇により、売上高は前年同期比2~3%増だった。

 遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の売上高は前年同期比5%前後だった。うち宝慶店(台北市)、台南大遠百、板橋大遠百(メガシティー)は化粧品、家電などが好調で、約25%増収だった。