ニュース 電子 作成日:2018年2月21日_記事番号:T00075602
通信キャリア大手、中華電信は20日、次世代の重要なネットワーク技術、ソフトウエア・デファインド・ネットワーク(SDN)を活用した通信設備のサプライチェーンおよびエコシステムの構築を日本電信電話(NTT)と共同で進めると発表した。これにより台湾の通信設備メーカーの世界市場進出やホワイトボックススイッチ市場におけるシェア拡大を後押しすると見込まれる。21日付工商時報が報じた。
通信設備は現在、ハードウエアとソフトウエアが緊密に結合し、中核技術を掌握していない台湾メーカーの受注獲得は困難となっている。しかし、ネットワークの制御をハードウエアから切り離し、より柔軟な管理を可能にするSDNへの移行が進めば、智邦科技(アクトン・テクノロジー)、広達電脳(クアンタ・コンピューター)などスイッチを強みとする台湾メーカーにも恩恵が期待される。
中華電信とNTT、伊藤忠商事は昨年2月、SDNおよびネットワーク機能仮想化(NFV)についての技術協力で覚書(MOU)を交わした。その後、中華電信とNTTはSDN市場における協力を強化。22~23日にNTTが開催する「NTT R&Dフォーラム」でこれまでの研究成果を発表する。
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