ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075617
香港の化粧品販売大手、莎莎国際控股(ササ・インターナショナル、sasa)は21日、3月31日をもって全土21店舗の営業を終了し、台湾市場から撤退すると発表した。同社は台湾市場では6年連続で赤字を計上していた。台湾市場での売上高が同社全体の約2.5%と、規模が小さかったことも撤退を決めた要因の一つだ。22日付経済日報が報じた。
同社によると、昨年4月から今年1月までの台湾市場での売上高は1億5,430万香港ドル(約21億1,000万円)で前年同期比11.5%減だった。
ササは1997年に台湾市場に参入。一時は国際的な化粧品ブランド600社の代理販売権を取得、アジアで280店舗まで拡大した。しかし、近年は越境電子商取引(越境EC)の拡大により赤字経営が続いていた。同社は今後、▽中国▽香港▽マカオ▽シンガポール▽マレーシア──などの市場にリソースを集中、EC業務も強化していく方針だ。
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