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17年広告費、9.4%減少=ニールセン


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075618

17年広告費、9.4%減少=ニールセン

 市場調査会社、ニールセンが21日発表した統計によると、新聞や雑誌など従来型主要広告媒体における2017年の広告費の総額は332億台湾元(約1,200億円)で、前年比9.4%減少した。過去5年間の累計減少幅は27%に上った。22日付工商時報が報じた。

 このうち、上位10業界の広告費は223億8,600万元で、前年比7.9%減少した。全体に占める割合は67%だった。

 首位は医薬美容で、前年比3.1%増加した。特に健康食品やサプリメント、点鼻・点眼薬の広告費が増加した。

 2位は交通用具で、前年比約1割減少した。昨年上半期にバイク買い替え補助政策を受けバイクの広告が増加したものの、自動車の広告が大幅に減少したためだ。

 3位は建築で、前年比1.8%増だった。4位以下は▽コンピューター・インターネット・情報、14.4%減▽サービス、12.5%減▽食品、4.2%減▽化粧品、25.7%減▽家電、11.2%減──と、軒並みマイナス成長となった。

 広告媒体別の広告費比率は、▽テレビ、64.2%▽新聞、12.6%▽屋外広告、11%──だった。広告費の前年比では、▽雑誌、25.6%減▽新聞、17.6%減▽ラジオ、16.4%減▽地上波テレビ、9.2%減▽屋外広告、5.9%減▽ケーブルテレビ、4.5%減──だった。