ニュース その他分野 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075623
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が21日発表した2月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、過去半年間の給与上昇を示す「薪資上漲現況指数」は、前月比1.3ポイント上昇の4ポイントで、過去33カ月で最高だった。公務員の3%の給与引き上げや民間企業の追随で押し上げられた。22日付工商時報などが報じた。
「過去半年に給与が増加した」と回答した市民は21.3%(前月比1.6ポイント上昇)、「過去半年に給与が減少した」と回答した市民は17.3%(0.3ポイント上昇)だった。「変わらない」は61.4%(1.9ポイント下落)だった。
今後半年の給与上昇見通しを示す薪資上漲予期指数は5.4ポイント(前月比3.4ポイント下落)で、5カ月連続で楽観を示すプラスだった。「半年以内に給与が増加する」と予想した市民は21.5%(3ポイント下落)だった。春節(旧正月)前後に昇給が行われたため、前月を下回ったようだ。
過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数はマイナス6.2ポイント(前月比1.3ポイント上昇)、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数はマイナス8.6ポイント(0.7ポイント上昇)だった。ともに、昨年12月に大きく下落したものの、2カ月連続で上昇した。
調査は、2月1~7日に国泰金控の顧客に対し電子メールで行われ、有効回答件数は1万4,796件だった。
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