ニュース 政治 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075626
蔡英文総統は21日、台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)が中国に進出する台湾企業を集めて開いた春節交流会に出席し、台湾側の中国に対する善意に変わりはないとする立場を強調した。22日付自由時報が伝えた。蔡総統は、中台間では経済や社会活動でのやりとりが頻繁となっており、数十年来積み上げてきた交流の成果だと述べた(21日=中央社)
蔡総統は「域内の平和と安定、発展において、両岸(中台)関係が最も重要な鍵になる」とした上で、「われわれの約束、善意は終始変わることはなく、引き返すことはない。台湾は域内の安全に対する責任を必ず果たし、安定かつ一致性があり、予測可能な両岸関係を維持していく」と強調した。
また、行政院大陸委員会(陸委会)の張小月主任委員は「中国大陸の経済発展は既に生産過剰、債務増大、金融リスクなどの問題に突き当たっており、台湾企業の大陸での経営は試練と困難に直面している」と懸念を示した。
このほか、海基会の田弘茂董事長は「米中関係に悪化の兆しが見られ、処理を誤ると政治・経済的な衝突に発展しかねず、台湾企業の利益も損ねられる」と指摘した。
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