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65歳以上、13人に1人が認知症


ニュース 社会 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075627

65歳以上、13人に1人が認知症

 衛生福利部(衛福部)が台湾失智症協会(認知症協会)に委託して実施した調査によると、昨年7月時点の人口統計に基づき試算した場合、台湾の65歳以上の高齢者の13人に1人、80歳以上の高齢者の5人に1人が認知症を患っており、認知症人口が26万人を超えることが分かった。22日付自由時報が報じた。

 調査によれば、認知症患者の割合は65~69歳で3.4%、85~89歳で21.92%だった。認知症協会は「認知症人口が今後45年間で毎日36人のペースで増え続ける」と試算した。

 高齢化社会の本格化に伴い、認知症患者の介護問題はさらに社会の負担となりそうだ。衛福部は台湾全土に認知症共同介護センター20カ所の設置を計画するなど対策に乗り出している。