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ビットコイン強奪、手口は強盗そのもの


ニュース 社会 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075628

ビットコイン強奪、手口は強盗そのもの

 今月10日にインターネット上で仮想通貨ビットコインの売却先を募った男性を台中市の民家に誘い出し、男性を脅し、ビットコイン18枚、計500万台湾元(約1,800万円)相当を強奪したとして、捜査当局は15日までに20代の容疑者4人を相次いで逮捕した。22日付聯合報が伝えた。

 調べによると、容疑者らは1枚25万元の価格でビットコインを売却しようとしていた被害者男性に28万元での買い取りを持ち掛け、男性を呼び出した。そして、偽の札束で男性を信用させ、男性がスマートフォンでビットコイン取引アプリを開いたところ、スマホを強奪し、被害者が保有するビットコイン18枚を勝手に中国の口座に移動させた。容疑者らは被害者を偽物の銃などで男性を脅した上、縛り上げたという。

 容疑者らは被害者に高粱(コーリャン)酒や睡眠薬を飲ませた上、現場をけんかが起きたかのように偽装した。これに対し、被害者は昏睡(こんすい)したふりをし、機を見て反撃。通報を受けて出動した警察が容疑者のうち1人を逮捕。残る3人も14日から15日にかけて相次いで逮捕された。