ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075634
22日付工商時報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)はこのほど、中国鋼鉄(CSC)などと合弁で設立したフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)に対し、地場企業が2億7,500万米ドルを出資し、5%株式を取得することで覚書(MOU)を交わしたもようだ。地元との関係強化が狙いとみられる。
なおFHSは3月、事業の拡大に合わせ5億米ドルの増資を計画しているが、同社に共同出資しているCSCとJFEスチールは応じず、2社の追加出資分は台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の米国子会社、フォルモサ・プラスチックスUSA(FPC USA)が引き受ける方針とされる。これにより各社の出資比率はFPC USAが現在の11%から14.23%に拡大、CSCとJFEスチールはそれぞれ20.46%、4.09%に低下する見込みだ。
その後、FPC USAは自社が保有する株式の一部をベトナム企業に譲渡する計画で、第2四半期中に出資手続きが完了する見通しだ。
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