ニュース 電子 作成日:2018年2月22日_記事番号:T00075635
パソコン大手、宏碁(エイサー)の陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長は21日、今後3~5年でグループ全体の統合を強化すると表明した。グループ各社の事業最適化を進め、グループとしての相乗効果を高める計画だ。22日付経済日報が報じた。
陳董事長は、今年もゲーミング(ゲーム用)PCの販売成長が続くとの見通しを示した(21日=中央社)
エイサー創業者の施振栄(スタン・シー)氏は、同社は1990年代にノートパソコン受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)、明基電通(BenQ)などの子会社を株式上場させ、分業体制を構築したが、グループ全体の統合を徹底してこなかったと説明した。
エイサーは▽デジタルサイネージ(電子看板)▽スマート交通▽VR(バーチャルリアリティー)──などの新規事業が既に軌道に乗っており、今年はこれらの事業を担う傘下各社を株式上場させる予定だ。
陳董事長は同日、早ければ数週間以内に子会社の株式上場計画の成果が見られると述べた。業界では、エイサーとスウェーデンのスターブリーズスタジオが合弁で設立した、業務用VRヘッドセット「StarVR」の開発や販売を担う宏星技術(スターVR)が最近、従業員による株式購入の申請受け付けを開始したことから、スターVRがまず株式上場するとの見方が出ている。
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