ニュース 電子 作成日:2018年2月23日_記事番号:T00075651
23日付蘋果日報によると、華碩電脳(ASUS)は元マイクロソフト(MS)人工知能(AI)部門アジア太平洋地区研究ディレクター、杜奕瑾氏が設立した「台湾AI実験室」と提携し、中国語に対応したスマートスピーカーの開発を進めており、4月に発売するとの観測が出ている。
スマートスピーカー市場への参入観測についてASUSの沈振来(ジェリー・シェン)執行長は「イノベーションが達成できれば手掛ける」とのみコメントし、次回の業績説明会で何らかの言及を行う方針を示した。
なお現在注目を集めるスマートスピーカーは、グーグル、アマゾン・ドット・コム、アップルの製品が市場で優勢となっているが、中国語対応は不十分で、ASUSがこれを克服する製品を提供できれば、中華圏で他社に先んじて優位な地位を占める可能性がある。
ASUSは昨年、杜氏が台湾へ戻り、AI実験室を設立した際に本社での講演を依頼。その直後、AI分野での発展を目指し、400~500人規模のソフトウエア開発チームを立ち上げた。同チームは年内にも次期董事長に就任する見通しとなっている徐世昌策略長が主導している。
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