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亜洲航空が株式上場、初日株価51%上昇


ニュース 運輸 作成日:2018年2月23日_記事番号:T00075654

亜洲航空が株式上場、初日株価51%上昇

 航空機整備の亜洲航空(エアアジア)は22日、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)に株式を上場した。同日終値は33.3台湾元(約120円)と公開価格22元より51%上昇した。23日付経済日報などが報じた。

 亜洲航空は台南空港に本拠を置く台湾初の民間の航空機整備会社だ。軍用機、民間機事業の売上高構成比は7対3で、今後は民間機事業を強化して5対5にしたい考えだ。

 亜洲航空の盧天麟董事長は、インドネシア、ベトナム、タイの航空会社と航空機の整備業務について交渉を進めており、年内に完了する予定と明らかにした。

 盧董事長は、同3カ国の航空市場は拡大し続けていると説明。ベトナムには旅客機が200機、インドネシアには69機あり、タイはさらに多いと強調した。また、同社が強みとする通路が1本だけのナローボディー機が格安航空会社(LCC)の台頭で増えているが、今後は通路が2本のワイドボディー機の整備も手掛ける方針で、東南アジアでの業務拡大が期待できると述べた。